2011年11月30日水曜日

浅草田甫酉の町詣 の巻

どうも~江戸紫です。
今日で11月も終わりなんて…。
11月と言えば、鷲神社の酉の市
江戸紫は一の酉に行ってまいりました。
今年は三の酉までありましたが、
三の酉まである年は火事が多いそうです。
今年は火事どころか大爆発してしまいましたが。

皆この福熊手を目当てにやってくるのです。

神社に入るまででも大行列。
参拝ももみくちゃです。

江戸の雰囲気のあるおばあちゃん。
ずっと元気でいて頂きたい。

酉の市と言えば、名所江戸百景の『浅草田甫酉の町詣』。
ずっと猫の絵だと思っていたのですが、違うんですね(笑)
(実はこの猫、浮き出て見えるんですよ!きめ出しという技法だそうです。)
浅草吉原の遊女の保養所から、鷲神社の酉の祭を眺めてるのです。


よく見ると窓の外に福熊手を担いだ参拝者の行列が見えます。
右手に鷲神社があるのでしょうか。

畳の上には豆熊手のかんざし。
遊女自身はお参りにいけなかったでしょうから、誰かからのプレゼントでしょう。
遊女はこの保養所で病気を癒したのでありますが、
早く治るといいねと思いつつ、
でも治らない方がいいかもしれないとも思う一枚であります。


しつこいようですが、
神田の家では毎年、名所江戸百景復刻版画展を開催しております。
ぜひ来年お越しくださいませ。

2011年11月25日金曜日

夢叶参拝に潜入っ!!

江戸紫はこんな性格の白鳥さんを探しています。


どうも、この度11月20日に神田明神にて行われました夢叶参拝
わたくし江戸紫が潜入してまいりましたっ!

今回は独身の男女に限って参加できる今回の参拝、
1時15分に神職さんのセミナーで幕を開けました。
「神様と人間の絆―震災を経て―」というお題でお話しされていました。
日本人の71パーセントの親が、
自分の子供に将来「他人に迷惑をかけない人」に育ってほしいと思っているとのこと。
非常に印象的でした。


神職の方に手水の仕方を教えて頂き、
いざ!昇殿参拝!!



優雅な巫女さんの二人舞。 素敵。


雅楽の楽器、笙・篳篥・竜笛。
それぞれの楽器の音色を一つずつ聴かせて下さいました!江戸紫も竜笛を若干かじっていますが、やはり神職さんは大変お上手でいらっしゃる。


参拝の後は、自分の性格を知って恋を叶えようというセミナー。
左手に性格を知るためのトランプ&本(本はプレゼント!)。
右手に夢叶ケーキ(ご洗米が入ったケーキ。しっとりしててお塩が効いててこりゃ絶品)。



トランプの中から、自分の性格に合ったものを10枚選びます。
私はクラブのカードが一番多いので「クラブさん」なんだとか。

参加者はそれぞれ自分のタイプを認識して、
相手のタイプを知った上で、どう行動すべきか実践していくと
人間関係うまくいく、恋もうまくいくとのこと。

最後に、理想の相手はどんな性格の人がいいかを選ぶんですが、
私が選んだ結果が一番上の写真です。
自薦他薦問いません。我こそはこんな白鳥だ!という方、お待ちしております。

2011年11月21日月曜日

恋する伝統工芸



現在、池袋の全国伝統的工芸品センターで開催されている
「TOKYO職人展 恋する伝統工芸」に行ってまいりました!

池袋にはよく行くんですが、こちらのセンターの存在は先日東京新聞を読んで初めて知りまして
迷子になりながら警備員さんにご案内いただき、やっとの思いでたどり着きました^^;


伝統工芸というと20代にはとっつきにくいといいますか、
なんというか渋いし高いし普段使わないし
縁が薄い感じなのですが…

展示されている伝統工芸品は
可愛いし作りは丁寧だし凄いな!!と一つ一つ感嘆してしまいました。




江戸刺繍の実演をされていた猪上雅也氏。
江戸刺繍は、京都の京繍や加賀刺繍などと技法その他はほぼ同じだそうですが、
構図において間をより大切にされるんだそうです。

実演されていた刺繍の柄も今回の企画に合わせてか、
落ち着いているけどどこかメルヘンな感じ^^
上へ下へと糸を通すときに「ぷすっぷすっ」と音がします。

裏から見るとその技術のすごさが一目瞭然でわかります!
素晴らしい仕事だなあ。。。と思いました。


同日には東京くみひも(江戸組紐)の中川正明氏の実演もあり、
帯締めについて沢山教えてくださいました。
京組紐や伊賀組紐と違う点は、地味でもちょっと粋な所。
江戸は贅沢禁止令が頻繁に出されていたのでそのようになったそうです。

帯締めを選ぶポイントも教えて下さり、
帯と色を合わせるだけではなく、実際に締めてみるのが一番重要なのだそうです!
最近はmade in chinaの帯締めも多いそうなのですが、
やはり日本製の手編み(と言うのかな?)が一番の締め心地だそうです。
また、中国製の手編み(?)よりも日本製の機械織りの方がいいそうで、
それは日本製であれば機械織りであっても手編み(?)もする職人さんが作っているからだそうです。
なるほど~。


何か購入したいなと思い、重量感のある財布を取り出しましたが、
重量感の原因が大量のレシートであると判明し、
泣く泣くそのまま帰りました。。。
すみません。。


撮影禁止だったので写真は撮れませんでしたが、
会場のレイアウトとしてお抹茶の飾りがありまして、
そのお菓子がなんとマカロン!!
感動しました。
個人的には神田の家でもぜひ真似させていただきたい…!!


「TOKYO職人展 恋する伝統工芸」は23日まで開催中だそうです!
ぜひおすすめです^^

2011年11月18日金曜日

宮城県に行ってきました

本日内覧日です。

先日仙台に行ってまいりました。
仙台から車で一時間半ほど走り、南三陸町にも行きました。

津波の後の瓦礫は片付けられていましたが、
根こそぎそこに住まわれていた人の全てをもっていかれた跡は、
生生しく残っています。

鉄筋コンクリートビルの上に舟が乗ったままになっていたり、
自動車もぼこぼこになり、積み重ねられていました。

片付けはできても、復興はまだまだこれからです。

南三陸町の皆さんは、表面的かもしれませんが強さを感じお元気に見えました。
おせんは歌をうたったり、皆さんと一緒に踊ったりしました。
ほんの少しの時間ですが楽しい時間を過ごせてよかったです。

宮城の美味しい牡蠣、ふかひれ、わかめ、ほたて、笹かまぼこ、ずんだもち、、、。
早く復興して、皆様の生活が元通りになり、
私たちも美味しい食べ物が食べられるように心から願っております。

そうそう南三陸に行く途中に、野生の白鳥を見ました。
白鳥は昼間田んぼの落ち穂をついばんでいました。
なんか幸せが訪れる予感。
(多分そんな言われはないと思います。)

2011年11月17日木曜日

からくり人形、動きを調節

裸にされて寒いので火鉢で暖まっています。

5月9日のブログでご紹介した我が家の使用人↑ですが、
どうも最近調子がおかしいのです。

そもそも茶運び人形の動きというのは、
決まった距離を歩いてお客様の所へお茶を運び、
茶卓から湯呑をお客さんに渡した時点で腕が上がって動きが止まり、
飲み終わった湯呑を再び乗せると腕が下がってストッパーが外れ、
Uターンして戻っていくというものなのですが。

うちの使用人は最近、
1、茶卓を載せた時点で動いてしまう
2、Uターンはするけど角度が足りず元の場所に戻ってこない

という症状に悩まされています。

そしたらいっちょ治したろ!ということで裸にしたんですが、
使用人の説明書等は一切なし!
参考になるのは江戸紫の私物、
『学研大人の科学』の『大江戸からくり人形』の取説だけです。

その取説によると、上記の2つの問題はネジを調節することで解消できるとのこと。
しかし、神田の家の使用人は江戸時代の工学書『機巧図彙』に載っている茶運び人形を
ほぼ忠実に再現してあるものなので、
木造100%、ネジは一本もありません

でもまあ裸にして2体を比べてみれば分かるかもしれないと思い、脱がせてみました。

学研verはこのネジを調節すれば問題1が直るそうですが、


うちの使用人を見たところ、
おそらくこの紐をきつく結びなおせばいいのでは・・・と見当をつけました。


後ろから見るとこんな感じ。
ピンセットは持っていなかったので
糸をきつくしめなおすのは爪を使った細かい作業になりました。


あれ、腕がかなり上がってるけど。。きつく締めすぎたかな・・・?

やっぱり動かないー(T△T)


というわけで少し緩めまして、


ちょうどよくなりました!!^^
この状態では動かず、湯呑を乗せると動き出します。

1つ目の問題、解決です☆


2つ目の検討過程はまた明日か明後日か明々後日かその翌日かにUPしようと思います~。

2011年11月15日火曜日

真間の紅葉手古那の社継はし の巻

先日、友人が平泉に行ったとのことで
紅葉のきれいな写真を送ってくれました。


いやあ、秋ですね…。
ということはもうすぐクリスマス。
今年のクリスマスはなんと土日ではありませんか!
なんと忌々しい。


それはさておき!
歌川広重の江戸百景では「真間の紅葉手古那の社継はし」 に
赤く染まったもみじが描かれています。

遠くに鳥の群れが見えますね。
神田の家にももみじがありますが、色づくのはまだまだこれからという感じです。

真間というのは千葉にある地名で、
紅葉の名所弘法寺から真間を望んでいます。
向こうに見えるのは筑波山。筑波山といえば平将門ですね。





手古那(テコナ)という美女を祀る神社と、
弘法寺山門の下を流れる川にかかっていた継橋です。
なんでもこのテコナちゃん。
かなり美人で言い寄ってくる殿方が多いのに辟易して
真間の入り江に身を投じたとか・・・

・・・なんてもったいないことを!
土日のクリスマスを楽しみ待つことができない人間の身にもなっていただきたい!



最後になりましたが、
神田の家では毎年、名所江戸百景復刻版画展を開催しております。
今年はもう終わってしまいましたが、また来年ぜひお越しくださいませ^^

2011年11月11日金曜日

マスクお姉さん

マスクをしているお姉さんは、好きですか?


どうも江戸紫です。
えー、えどむらファンの皆様には大変ご心配をおけいたしましたが
無事復活いたしました!

いきなり高熱が出て全身の節という節が痛かったので
インフル常習犯の自分としては、こりゃ間違いなくそれだろうと思ったのですが。

病院に行ってインフルの検査(鼻の奥にガッというあれです)をしたところ
どうやらインフルではないとのこと。

おとなしく薬を飲んでビタミンCやら鉄やらカルシウムやらのタブレットを噛みながら
寝ておりましたら3日で熱が下がりました。

念の為、今日はマスクをしてますけれども^^;

今日も急に冷え込みましたんで
みなさん!
手洗いうがいをして(えどむらはしても感染しましたが!)
美味しいものいっぱい食べて風邪には気を付けましょう!!

2011年11月8日火曜日

この冬もとうとう、、、

もう11月なのに暖かいですね。
今年は、冬は来ないのかな、、、などと思っていたら、
思わぬ形で、冬の到来を感じました。

スタッフの江戸紫がインフルエンザにかかってしまったのです!!
やはりインフルは冬の風物詩(そんないいものか!)ですよね。
今年も流行の兆しです。

わたくし事ですが、おせんは楽しみで唄を歌っています。
今週末、仙台と南三陸町でライブがあるので、
何が何でも風邪又はインフルにかかるわけにはいきません。
声が出なくなってしまいますから!
風邪をうつされないためにも、マスク装着です。

皆様、風邪やインフルエンザにはご注意ください。
予防は、うがい手洗いが有効なようです。

江戸紫は38.7度も熱が出て節々が痛いようです。
とても辛そうです。ご苦労さまです。

でもきっと次回の八の日には、江戸紫も元気になっていると思います。

2011年11月7日月曜日

ウキヨエデジタルミュージアム

今回は写真がなくて申し訳ないのですが。

先月、東京都の中央図書館が江戸時代の浮世絵が見られる
「江戸・東京デジタルミュージアム」
というサイトを開設されたそうです。

見てみたら英語版もあり。
英語学習中の身としては参考になります。

へえ、出雲阿国って巫女だったんですね・・・!

2011年11月4日金曜日

小江戸川越 ~神田の家がいっぱい…!~


どうもどうもお元気でしょうか。

昨日は文化の日ということで
江戸紫もお休みをいただいて、小江戸・川越に行ってまいりました!

電車に揺られること一時間。
本川越駅に到着。
まだまだ小江戸の町は見えません。

10分くらい駅から歩いて北上すると!
蔵造りの町並みが!!!



最初は「うわっ、神田の家がいっぱいある…!」と思ったんですが
重厚感が断然違いますね~。
神田の家も蔵造りではありますが、もうちょっとスカッとした感じです。



おおっ、古そう!!




いろんなお店にミニチュアの山車が飾られています。
先月行われた川越祭では本物の山車が沢山出て大賑わいだったそう。
行きたかったーっ









3億当たる宝くじが買えますようにと
店先にあったかえる神社にお願いして帰りました。