2010年2月25日木曜日

“将門年” …です!

テレビをつけるとバンクーバーの寒そうな映像目白押しですが、日本はもうすっかり春ですね。


神田の家にも今日、春一番が吹いてすっかり春です。少し前に飾り付けたお雛様もすっかりくつろいでいます。




さてさて、しばらくブログを更新しておりませんでしたが、私ども「神田の家」に勤める者どもには、実は二つ目のお役目として「将門公」についての伝承を引き継ぎ、守ってゆくというお仕事があるのです。
…ここのところ、そちらにかかりきりでございました。

昨年もこちらのブログにてご紹介しましたが…
2月14日は将門公の命日。今年も浅草は日輪寺にて厳かな法要が行われました。
奉公人1となでしこも参列させて頂くことができました。
今年は五番組の頭たちによる木遣りが奉納されました。


今年は親子木遣り!


講堂での法要後も、人知れず仏事は続いていました…



 そしてそして、この2月14日から、京都の四条通り沿いにある新釜座町の一角にて「将門公の首の晒された場所」を祀るお社が一般に公開されることとあいなりましたのでここでご報告させて頂きます。

このお社は京都・神田明神という名称で(しばらく前までは神田神宮というプレートが貼っていましたが)平安の昔、坂東で討たれた将門公の首級が京都に運ばれた際に「獄門にかけられた場所」であると伝えられています。
将門公没後、当時「市聖」とあがめられていた空也上人が将門の霊を憐れみ、その供養を行った際に祀ったのがここ、京都における神田明神の始まりと伝えられています。



ちなみに、このお社が所在する路地には現在名前がありませんが、しばらく前までは「膏薬の辻(こうやくのつじ)」と呼ばれていました。この名は「空也供養の厨子(こうやくようのずし)」がなまって「こうやくのつじ」となったという説が残されています。 ※空也和尚はくうや、こうや両方の呼ばれ方があるそうですね!

昨年までは個人が維持・管理している一般民家の軒先の壁に埋め込まれるようにしてお社が残されていました。
もっときちんとお祀りできるようにと、窮屈に閉じ込められていたお厨子を取り出し、すっかり清められた屋内に遷座することになったのです。
お厨子の下方の壁に塗りこめられていた石も、取り出されてお厨子の隣に安置されています。この石は空也上人が将門公を供養した際に目印としてたてた三尺の瓜型の石とされているものです。壁から顔を出していた箇所が一部欠けてしまっています。残念。鴨川のマグロ石という種類の石らしい…


くしくも、今年は将門公が神田明神に合祀されて満700年にあたる節目の年。

 神田明神発祥の地とされる京都のこの場所が新しい形でお祀りされるのに絶好の年とも言えるかもしれません。
 将門公没後1071年。この先幾歳過ぎようと、偉大なる先人の歴史は語り継がれていくのでしょう。その静かなる一手が京都の路地裏にてひっそりと進められていたのでした。


 神田の家に住んでいた遠藤達藏は大手町の将門塚保存会の前会長で、神田神社の氏子責任総代も務めていた人物なのです。そこいらへんの説明は、神田の家HPに掲載してゆきたいと考えております~

京都へお越しの際は是非お参り下さい

2010年2月2日火曜日

雪やこんこんかえるもぴょんぴょん


昨夜からの大雪…神田でも積もりましたね!
神田の家の仲間たちも大はしゃぎです。
一番大きなかえるくんはすっかりパンキッシュな佇まいになりました。

白モヒカン…

昨夜の牡丹雪、ぽたりぽたりと地面に落ちるさまが影になって落ちていました。

奉公人1はいい大人ではありますが、やっぱり雪だとテンションがあがってしまいます。

さてさて、明日は節分ですね。お隣神田明神さまでは今年も大勢の人でにぎわう恒例の豆まきが行われます☆

神田の家は、明日から本格的にお雛様の飾り付けを始めます!ちょいと華やかなセットになりそうなので、お雛さま好きの方、こぞって見学にいらしてくださいませ~。


2010年2月1日月曜日

白椿


「神田の家」は家だけでなく、お庭もとても素敵なのです。
季節ごとにいろいろな花が咲いて、いい香りをふりまきます。


今の一番のいい香りは蝋梅。一番の花は白い椿です。
毎日、白い大きな椿が順々にもう咲くか、もう咲くかと少しずつ蕾が
ほころんでくるのを楽しみにしています。

以前、「神田の家」を建ててくださった大工さんが、椿の花を早く咲かせるのには、
蕾をもんであげたらいいと、おっしゃってました。
なるほど!!これは実験せねばなるまい!!
おせんはひとつの蕾を決めて、もんでみる事にしました。

二か月ほど前からもんでいるのですが、なかなか咲きません。
その周囲の蕾よりほころんでるような、ほころんでないような、、、。
多少ほころんでいるような、、、。

やはり、太陽の光が一番当たるところから咲き始めました。
これが、正しい自然の姿ですね。ははは。

2010年1月27日水曜日

関東平野と地球影と将門


以前もこのブログでご紹介した『月刊とも』の2010年1月号の表紙にて、

「地球影(ちきゅうえい)」なるものが紹介されていました。

冬のお天気の日、空気が澄んだ日、日の出や日没時に太陽の反対側に濃藍~ピンクのなんとも神秘的なグラデーションが見れるのだそうです。

これは、太陽が水平線や地平線の直下にあるとき、地球の表面が太陽とは反対側の空に影となって映し出されることで見れる現象なのだそうで、まさに、宇宙の神秘を体感できる空の一大パノラマショー!!


関東平野は全国でもめずらしい、360°見渡せる数少ない絶好の地球影観測スポットなのだそうです。


奉公人1は最近、別名「将門ライン」でお馴染みの(?)つくばエキスプレスで通勤しているので、

この「とも」情報を入手してからは毎日のように関東平野をつっきる車中から日暮れを心待ちにしておりました。
すると!柏の葉のららぽーとへおでかけした際に、ちょっといい感じで空がピンク色に!

急いで空を見渡せる高台までダッシュ!結果、この写真がとれました。


一番大事な、藍色の部分はもうほとんど見えませんね。はい。残念。

将門公の活躍した平安時代から千年とちょっと。
この地球という惑星からすると、一呼吸くらいなものかもしれません。



きっと、この関東平野を馬で駆けていたであろう将門さんも、この地球影の神秘的な空を見上げたことでしょう。

来月、2月14日は将門公の1071年目の命日ですね。

空を仰いで遥か昔の英雄に想いを馳せてみるのでした。

2010年1月22日金曜日

☆初花☆



今年初めてつく花を「初花」というのだそうですね! このお花は「蝋梅(ろうばい)」です。
そう、まるで蝋でつくったかのように、つるつるした綺麗なお花をつけるのです。
梅という名がつく通り、本当に芳醇ないい香りです。

さてさて、この「初花」という初々しさを常に心がける…というような言葉で 「常初花(とこはつはな)」という言葉もあるそうですね。
意味は、「いつも、はじめて咲いたかのように美しい花のこと、転じて常に初花をみる思いで心がひかれること」だそうです。
いやいや、女子として(奉公人1、性別初公開?)心に刻むべき言葉ですな…(なんだか反省)



ここで梅に関する端唄を少し…


  ♪ 梅は咲いたか 桜はまだかいな
   柳ゃなよなよ 風しだい
   山吹きゃ浮気で 色ばっかり しょんがいな
(「梅は咲いたか」より。何と言っても有名な唄!)
  ♪ もしも私が 鶯ならば
   主のお庭の 梅の木に
   ほ、惚れましたとさ
   焦がれ鳴く声 聞かせたい
(「鬢のほつれ」の替え唄。“びんほつ”同様、しっとりとどうぞ~)
  ♪ 春風に 庭にほころぶ梅の花
    鴬とまれや あの枝に  ホーカイ
   そちがさえずりゃ 梅がものいう
   ここちする ホーホケキョ
(「月琴節/法界節」より。とってもおおらかで愛らしい旋律)

鶯宿梅…時期はちょっと先だけれど、神田の家のお庭にもウグイス来てくれないかしら。
今はメジロやヒヨドリがやってきて、お庭の実をついばんでおります。


余談ですが、奉公人1は酒屋さんの鶯宿梅も大好きです。はい。

2010年1月14日木曜日

神田明神へ初詣 

みなさま、明けましておめでとうございます。
本年も「神田の家」おせん共々宜しくお願いいたします。

初詣は神田明神でと思っていたのですが、あまりの人出に(わかってはいたのですが)ひるんでしまい二回も途中で帰ってしまいました。しょぼん。


いやはや、すごい人です。


しかし三度目の正直、お仕事中こっそり神田の家を抜けてお参りに行きました。すみません!!おかげでやっと心が落ち着きました。ほっ。
10日には家族で神田明神にお参りをし、恵比寿様にお祓いをしていただき、ふるまいの豚汁もいただき、今年もいいことが起こるような予感がしました。おめでたい!(私が)

2010年も多くの人が「神田の家」を訪れて下さる事を願っております。
神田の家をご覧になったお客様に頂く言葉で多いのが、
「木造の家は気持ちが落ち着く」と「この家に住みたい」です。
本当にその通りですね。
やはり木の家が人間の心を癒し、遠藤家の人々が生活してきた空間と時間が人の心を落ち着かせてノスタルジック、郷愁を誘うのでしょうか。


 「神田の家」の界隈もビルやマンションが立ち並び、木造の家は本当に少なくなりましたね。
「神田の家」に遊びに来ていただいて、心なごませて頂けましたら私たちもうれしいです。
 こんな意味での「神田の家」の価値も大きいですね。

神田の家にはたくさんの種類の椿があります。

赤、ピンク、この木は白い花が咲きました。

2010年1月4日月曜日

☆謹賀新年☆

新年あけましておめでとうございます。


今年も、お隣りの神田明神は参拝にいらした方たちでいっぱいです!

お正月は将門公よりも大国様の出番なのでしょうか?ご利益にあやかるべく、氏子その他、善男善女(これは仏教系の言葉かしらん?)が新年の挨拶にとぞくぞく足を運んでいらっしゃいます。


ふりかえってここ、宮本公園はというと…



わりと呑気な風景ですね。参拝を終えた方たちがゆっくりとお正月のしつらえを見学していかれています。

こんなところに家が建ってるなんて知らなかった!という地元の方や、
いつも見てたけどはじめて門の中まで入った!という方も。
あの、柳にお餅がついているのって、何て言うんだったかしら…?なんて声も。(餅花ですね!)


お正月のしつらいもご覧頂きたいのですが、これらは実物を見て頂くのが一番!
なのであえて写真は載せません。
でも、せっかくこのブログにお越し頂いた皆様に一つだけご紹介しましょう☆
奉公人1が個人的にイチオシの書!
土間へ入った裏に掛けているので見落としがちなのですが…
今年の干支にちなんで 「虎嘯處風生」
市河米庵という、江戸時代後期の書家による作品です。
考えてみると、干支の中でも蛇と(竜と)イノシシと比べたって…一番強い動物ですよね。
どんな寅年になるのか…どんな風が吹くのか…!?
本年の皆さまのご多幸を、スタッフ一同でお祈りしております。


なお、背中に撫子を背負った半纏姿のスタッフには、いつでもお気軽にお声掛けくださいませ。
本日いらした方に「おじょうちゃん、半纏似合うね!」と褒めてもらって新年早々に嬉しい奉公人1でした~