2009年8月19日水曜日

神田の昔話  

昨日は「 八 」の日、神田の家公開日でした。 (映画のHATHIとはとくに関係もなく)

さて、神田の家にいらっしゃる方との世間話も我らスタッフの楽しみの一つ。

以下、東神田のほう出身の80代のおばあさまより↓



・戦前は町をあげて一斉に畳の虫干しをしていた!

 5月の、梅雨前。各家庭の畳が出され、路地などに所狭しと並べ、なかなか壮観だったそうな。
 お屋敷然とした家から長屋まで…老いも若きもみんなそろって助け合い…そんな風物詩もあったそうな。


・昔流行った早口(?)言葉

 「神田鍛冶町の角の乾物屋で買った勝栗硬くて噛めない返して帰ろっ」

 …本当に神田鍛冶町にこの乾物屋があったかどうかはさておき…

 ちなみに、勝栗とは干した栗のことなのだとか。縁起ものであることと昔から兵糧として重宝されていたことから戦時中は出兵するわが子に持たせるために買い求める母親の姿が神田でもたびたび見かけられたそうです。

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