2009年10月19日月曜日

「出張守り」…探してみたら☆



このたび、奉公人1の想い人がちょっとした出張に旅立つことになりまして…

旅行や交通安全のお守りや、お仕事のうまくいきそうな勝守りはありますよね。

旅の行き帰りの交通安全だけでなく、お仕事だってうまく運んでほしい。

ということで、あくまでも「出張」に効果(御加護)がありそうなものを探してみることに。

すると「出張のお守り」と言ってしまって良さそうな素敵なお守りを、

ここ神田のすぐ西隣に発見しました☆

三崎稲荷神社にある、その名は… 「お砂守り」


三崎稲荷神社は中央・総武線「水道橋」駅の東口から徒歩3分

千代田区三崎町という大変アクセスの良い場所にあるお宮です。



早朝に訪ねて行ったため、まだ社務所が空いていなかったのですが
境内のお花の手入れをしていた女性がとても気持ちよく対応してくださいました。


その方のお話によると、この神社自身は江戸時代よりずーっと前、800年以上も前から 神田山(今で言う駿河台)武蔵国豊島郡三崎村に鎮守神さまとして祀られたそうです。 その後いくつかの地を経て現在の場所に鎮座されたのだとか。


江戸時代には、徳川家康公がここを深く崇拝したそうで、次いで三代将軍家光公が、 参勤交代の制度をつくった折に自ら参拝し、また諸侯らにも尊信をすすめたところ以来、 参勤登城する際や国もとに帰る際、三崎稲荷に参拝し心身を清めたそうです。 そのうち、霊験あらたかと評判になり、海陸の旅行安全を祈願する庶民の信仰も集めたそうです。

参勤交代っていったら、物見遊山にいくのではないですから!

まさに「お勤め」、お江戸時代の長期出張!


なお、三崎稲荷さんに聞いてみたところ、この「お砂守り」は中に砂が入っているそうです。
そもそもは「この地から持っていった砂を、またこの地に持って帰ってこれるように」という なんとも原始的かつロマンチックなお祈りが込めれているお守りじゃあないですか☆
いつの時代も、行く人の安全と待つ人の安心のためのものがあるのは嬉しいものです!


出張のお守り探しに気張っていた奉公人1でしたが、

ぴったりのものを見つけてすっかり満足。

あとはお土産を楽しみに呑気に待つことにしますかね~☆

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

貴重な情報ありがとうございます