お盆のお飾りで、神田の家にもたくさんのほおずきを飾っています。
冠木門から柵にずらりと掛けられたほおずきは圧巻です。
ほおずきは鬼灯とも書き、お盆の盆花の役割だけでなく、
赤い盆提灯にもみたてているそうですね。
子どもの頃はほおずきの実をほぐして、種を抜き笛にして遊んでいました。
これが実をほぐす時、途中で実の皮がやぶれたりして、失敗してしまいます。
でも、けっこうこのほぐしが楽しく癖になっちゃうのです。
やっと成功して笛ができても、うまく鳴らないのですよね。
コツがいるみたい。
どんな素敵な音がするのだろうと一生懸命練習していると、
かえるがギュッギュッと鳴いたような音が、、、、。
一緒に笛を吹いていた母親が「この音だ!!」と言いました。
私は正直ちょっとがっくりしました。
もっときれいな音がすると思っていたのに、、、。
そもそもほおずきとは、こんなものなのか。
それとも、ほおずき笛の世界はまだまだ奥が深いのであろうか、、、。
今度ほおずきをもらって、ひとつ吹いてみようと思います。
また、カエルの鳴いたような音なのか、
それとも小鳥が鳴いたような音は出せるのであろうか?
小鳥に近づくには、どれほどのほおずきが必要なのだろうか?
神田の家のほおずきがなくなったら私のせいです。(もちろん冗談)
ほおずき武者修行者筆
0 件のコメント:
コメントを投稿