この度、東京伝統木版画工芸協同組合さん(以下木版組合さん)との共催で、ここ神田の家にて「江戸名所百景」の復刻版画展示会を行うことになりました。
この浮世絵シリーズは、「東海道五十三次」の浮世絵で一躍江戸の人気絵師へのぼりつめた歌川広重の晩年の作です。
木版組合さんは本部がここ神田の家からほど近い、湯島聖堂すぐ裏にありまして、
日本の技術をこのまま失ってしまってはいけない!という篤い思いで活動していらっしゃいます。
そもそもはお宮から頂いたご縁から、この度共同で企画展を開催する運びと相成りました。
わずか数百年前の神田明神界隈…こんなに景色が変わってしまったんですね
百景とはいえ、合計すると119枚にも及びます。(目録含めてちょうで120図)
その図柄は四季ごとにまとまった数があるので季節ごとの展示もできるのですが…
ここはせっかくなので、もうここは一挙に!公開してしまうことに。
皆さまお誘いあわせの上、是非足をお運びくださいませ~
是非、よーくよく見て下さい。版画師さん、刷り師さんの綿密な技術が詰まっております
120図もあると、皆さん必ず1枚は愛着のある場が取り上げられているのでは?
< 以下ご案内 >
日時:平成22年6月4日(金)~20日(日)
会場:神田の家
摺り師による実演:6月5日(土)6日(日) 神田の家軒下前にて
(先着10名様は摺り体験可能。有料)
屋外展示:無料
屋内展示:¥1,500
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