5月18日に、神田明神で行われた薪能へ行ってまいりました。
能・狂言といえば、学生の頃に「日本芸能史」という授業を
受けてはいたのですが、 実際の能・狂言を見るのはほぼ初めて
(テレビで見るくらい、ははは)でしたので、
とても興味深く拝見させていただきました。
社殿に特設舞台が組まれ、薪が焚かれています。
日が沈み周囲が暗くなる毎に、明かりに照らしだされた舞台が
輝きを増していきます。
能の装束、面、洗練された動きや仕草、地謡に囃子方
全てが合い重なって 幽玄の世界を作り上げています。
隣の紳士が謡本(能の稽古に用いられる語りやらを書いた本)を
持ってらしたので、こっそりと横眼で見させていただき、
さらに理解を深める事ができました。(本当にはしたなくてごめんなさい)
次回からは自分で準備しておきます。
また、うってかわって狂言は人間の滑稽さ狡猾さを物語る「笑いの芸術」と
言われています。ストーリーの面白さだけでなく、
ちょっとした動きや間合いでも笑いをとる、関西人もびっくりの芸術でした。
大笑いでとても楽しめました。
日本の伝統芸能に触れるのもいいですね。
これを機会にもっと伝統芸能に親しんでいきたいと思いました。
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