2010年5月11日火曜日

神田祭り




私ごとですが2年ほど前、訳あって西のほうからこの東京へ引っ越してまいりました。
そしてご縁があり、「神田の家」に半年ほど前からご奉公に上がっております。
というわけで、恥かしながらこの度、東京の祭り“神田祭り”を初体験いたしました。

今年は蔭祭りですが、神社大神輿、平将門命の大神輿が渡御されました。
半纏に股引きに足袋、きりりと鉢巻を撒き粋な祭り衣装に身を固めて、みんな神輿が出るのを今か今かと待ち構えています。

笛や太鼓のお囃子が鳴り響き、お御輿が担ぎだされました。
担ぎあげる威勢のいい掛け声とともに、大きな歓声が沸き起こります。
われが我がと神輿を担ぎ、人と人、肌と肌がぶつかり合うくらい一体となって進んでいきます。すごい気合いと迫力を感じました。

「祭り好きな神田っ子にとってこれほど血が騒ぐものはない」
これは先代の言葉ですが、 本当にそうなのだと実感しました。  
担ぎ手だけでなく、神田祭りのその場にいる全ての人が連帯感で繋がります。
神田祭り初心者の私でさえ、胸が熱くなり、目から暖かい物がこぼれそうになりました。
東京住んで、こんなに江戸っ子文化にふれる事ができ、とても幸運だと思いました。
来年は本祭、この一年で江戸っ子度をさらに上げていきたいと思います。
ふふふ。




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