梅という名がつく通り、本当に芳醇ないい香りです。
さてさて、この「初花」という初々しさを常に心がける…というような言葉で 「常初花(とこはつはな)」という言葉もあるそうですね。
意味は、「いつも、はじめて咲いたかのように美しい花のこと、転じて常に初花をみる思いで心がひかれること」だそうです。
いやいや、女子として(奉公人1、性別初公開?)心に刻むべき言葉ですな…(なんだか反省)
ここで梅に関する端唄を少し…
♪ 梅は咲いたか 桜はまだかいな
柳ゃなよなよ 風しだい
山吹きゃ浮気で 色ばっかり しょんがいな
(「梅は咲いたか」より。何と言っても有名な唄!)
♪ もしも私が 鶯ならば
主のお庭の 梅の木に
ほ、惚れましたとさ
焦がれ鳴く声 聞かせたい
(「鬢のほつれ」の替え唄。“びんほつ”同様、しっとりとどうぞ~)
♪ 春風に 庭にほころぶ梅の花
鴬とまれや あの枝に ホーカイ
そちがさえずりゃ 梅がものいう
ここちする ホーホケキョ
(「月琴節/法界節」より。とってもおおらかで愛らしい旋律)
鶯宿梅…時期はちょっと先だけれど、神田の家のお庭にもウグイス来てくれないかしら。
今はメジロやヒヨドリがやってきて、お庭の実をついばんでおります。
余談ですが、奉公人1は酒屋さんの鶯宿梅も大好きです。はい。
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