神田の家も、気づけばオープンより1周年の節目を迎えることとなりました。
お越し頂いた方にはご案内の際にお話することがあるのですが…この家が府中から神田に里帰りするにあたって、神田の地域内のどの地に移築するかなかなか決まらず計画が進まない時期が長く続いていたそうです。
最終的に大手町寄りの地への移築が決まってようやく話しが進む…と思った直後に、現在の駿河台上、宮本公園へ変更になり、今に至るのだそうです。
移築工事をして下さった大工さんによると、
「家は、建つ場所を自分で決める」 …と職人さんたちの間に言い伝えられているのだとか。
神田の家の主は、神田明神の氏子総代さんを務めていました。(神田の家HP、「遠藤家と将門塚」参照)。
ここで働く一スタッフとしては、そんな背景のある家がお宮のすぐ隣、ここ宮本公園へ移築されることになったのはひとかたならぬご縁を感じずにはいられません。神田の家も、けなげにこの地を選んでやってきたのでしょうか。
「家を建てるときは一本の樹のように」 …とは中村棟梁が竣工式の際に仰っていたお言葉。
ソフト面での活動という観点からも、まさに樹のようですね。
私たちの取り組みもこの地に深く根を張り、豊かに枝を伸ばして…お越し頂いた方たちの心の中に実りをつけられるよう、スタッフ一同さらに邁進してゆきたいと思います。
このブログを読んで下さっているコアな方々…今後ともどうぞ、ご指導ご鞭撻のほどお願いいたします!
鯉のぼりを揚げました!端午の節句ももうすぐですね。
1 件のコメント:
遅ればせながら..
一周年、おめでとうございました。
コメントを投稿