2010年4月14日水曜日

鎌倉河岸を舞台としたNHK時代ドラマのご案内

この度、神田の家のもとあった地、「神田鎌倉町」を舞台とする時代劇ドラマが
NHKで放映されることになりました☆

その名も 「 まっつぐ ~鎌倉河岸捕物控~」 です!

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/mtsg/

「まっすぐ」が江戸弁で「まっつぐ」となるんですね。はい。


鎌倉河岸にある長屋で育った男3人、マドンナ1人の織りなす青春ドラマなのだそうです。


出演する俳優さんたちも、皆それぞれ活躍しているフレッシュな面々から大御所さんまでなかなか奥行きのある顔ぶれ。これは楽しみにしなきゃ損というものでしょう~。

神田は鎌倉町とは… 現在の住居表示で「内神田1~3丁目」のあたりです。

江戸城築城の際に神奈川の鎌倉から材木屋さんなどが呼ばれてできたため、この町名になったという歴史があります。
ドラマのサブタイトルにある「鎌倉河岸」を内包していた町であり、その河岸にて全国から集められた建築資材をもって江戸の町の発展を支えてきたという歴史があります。

神田の家がまだ鎌倉町にあった昭和30年頃も、数軒先に通りから裏の川(日本橋川)にむけていわゆる「長屋」が残っていたそうです。江戸の匂いがほんの数十年前まで残っていたのですな。



木材などの荷揚げをしていた、鎌倉河岸

明治に入って町割りが変えられてしまい、今は「内神田」という地名ではありますが…
お祭りの町割りで「鎌倉町」は健在です!

ドラマの見どころには現代の社会が喪失している大切なものを描いた…「大人のファンタジー」という記載がありましたが…

まだまだここ神田の「下町魂」は不滅であります。
2年に1度のお祭りに支えられた町会の絆が生きている町。

今年は裏なので大々的なお祭りはありませんが、来る5月9日、平将門公が神田に祀られて700周年という節目に合わせてお神輿が出ます。氏子地域一〇八ヵ町、鎌倉町からも、担ぎ手が集います。



ちなみに、鎌倉町の頭はまさにいわゆる江戸弁です。

頭にかかればもちろん「まっつぐ」になると思います。

お話する機会があるときいつもわくわくしている奉公人1。

ドラマを見て…下町人情をファンタジーだけではなく、肌で感じたい!と思った方。そういう方はお祭りに触れるのが一番。


神田に住む、神田で働く…   
…というのはなかなか大変ですので、お祭りに参加してみたい方はまず神田で行きつけのお店をつくるところからはじめてみては!?

(老舗のお食事処から立ち飲みバーまで…なかなか楽しい町でございますよ!)

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