2011年11月21日月曜日

恋する伝統工芸



現在、池袋の全国伝統的工芸品センターで開催されている
「TOKYO職人展 恋する伝統工芸」に行ってまいりました!

池袋にはよく行くんですが、こちらのセンターの存在は先日東京新聞を読んで初めて知りまして
迷子になりながら警備員さんにご案内いただき、やっとの思いでたどり着きました^^;


伝統工芸というと20代にはとっつきにくいといいますか、
なんというか渋いし高いし普段使わないし
縁が薄い感じなのですが…

展示されている伝統工芸品は
可愛いし作りは丁寧だし凄いな!!と一つ一つ感嘆してしまいました。




江戸刺繍の実演をされていた猪上雅也氏。
江戸刺繍は、京都の京繍や加賀刺繍などと技法その他はほぼ同じだそうですが、
構図において間をより大切にされるんだそうです。

実演されていた刺繍の柄も今回の企画に合わせてか、
落ち着いているけどどこかメルヘンな感じ^^
上へ下へと糸を通すときに「ぷすっぷすっ」と音がします。

裏から見るとその技術のすごさが一目瞭然でわかります!
素晴らしい仕事だなあ。。。と思いました。


同日には東京くみひも(江戸組紐)の中川正明氏の実演もあり、
帯締めについて沢山教えてくださいました。
京組紐や伊賀組紐と違う点は、地味でもちょっと粋な所。
江戸は贅沢禁止令が頻繁に出されていたのでそのようになったそうです。

帯締めを選ぶポイントも教えて下さり、
帯と色を合わせるだけではなく、実際に締めてみるのが一番重要なのだそうです!
最近はmade in chinaの帯締めも多いそうなのですが、
やはり日本製の手編み(と言うのかな?)が一番の締め心地だそうです。
また、中国製の手編み(?)よりも日本製の機械織りの方がいいそうで、
それは日本製であれば機械織りであっても手編み(?)もする職人さんが作っているからだそうです。
なるほど~。


何か購入したいなと思い、重量感のある財布を取り出しましたが、
重量感の原因が大量のレシートであると判明し、
泣く泣くそのまま帰りました。。。
すみません。。


撮影禁止だったので写真は撮れませんでしたが、
会場のレイアウトとしてお抹茶の飾りがありまして、
そのお菓子がなんとマカロン!!
感動しました。
個人的には神田の家でもぜひ真似させていただきたい…!!


「TOKYO職人展 恋する伝統工芸」は23日まで開催中だそうです!
ぜひおすすめです^^

0 件のコメント: