2012年2月13日月曜日

【雛道具】 「大名火鉢」ってなに?

どうも江戸紫です。
先週の木曜あたりから「勝手に江戸紫ブログ週間」と題しまして
連日のようにブログをアップしております。
はい。
というわけで本日も、神田の家に展示中の雛道具をご紹介!!

今日はこちら!



お分かりの方も多いかと思いますが、ご存じない方にクイズ^^
これは何に使った道具でしょうか?

A:洗面器
B:花瓶
C:おまる





正解は…




火鉢でした。というか題名に書いてありますからね^^;;

火鉢っていうと多くの方が持つイメージってもっと丸い感じだと思うんですよね。
江戸紫も巫女時代、笙の演奏があるときに
火鉢を準備する裏方作業をよくしていたもんですが、
その時に使っていたのも普通の陶器の火鉢でした。




笙は温めないと音程が狂ったり音が出なくなったりするので、火鉢を用意するんです。
今は電気コンロがありますけど、古き良き伝統を守る、それが神社だ! ってことなんでしょうね、たぶん。

ただまあ、底に穴が開いた片手鍋みたいなのに炭を入れてコンロにかけて炭を燃やすんですけど、
ばちばちばちばち火花が散って危ないんですよね。
江戸紫の先輩は火花で巫女装束が黒焦げたりが開いたりしていました。
買い替えも自費だしなあ。。。

ぜひ巫女業務改善を!巫女に未来を!輝く明日を!(辞めちゃったけど!!)


話を戻します。
普通の火鉢と違って大名火鉢はある程度地位や名声を持った人の為に作られたようで、
大名やお公家さんが持っていたらしいんですが、
実は(雛道具もそうですが本物も)神田の家にあります


先代、遠藤達藏氏と大名火鉢のお写真。


現在も神田の家2階に大名火鉢を展示中。ご内覧の方はご覧いただけます^^
内覧のご予約詳細はこちら⇒http://kandanoie.com/index.html

もちろんお雛様も展示中!!⇒ http://kandanoie.com/about.html
(リンク先の写真をクリックすると、フォトギャラリーをご覧いただけます☆)

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