2012年2月21日火曜日

白酒なれば?


どうも江戸紫です。
先日、豊島屋さんに行って白酒をゲットしてきました!
1階土間の七段飾りの所に飾ってあります。



『江戸名所図会』に描かれている豊島屋さんの図。
白酒を買うと箱の中に入っています。

豊島屋さんは江戸時代に鎌倉河岸(!)で創業され、
「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」と謳われたほど一世を風靡。
ひなまつりの頃は白酒を求めて人が殺到したそうです。

アルコール度数7℃と案外高く、
現代社会のストレスに日々悶々としていた江戸紫は
さっそく一本開けてくいっと行きたい所だったのですが、
「勤務中だぞ」という天使の囁きが聞こえ止む無く断念。。。
3月2日の宵節句まで我慢します。



現在は、猿楽町にお店が移っています。
白酒はこの時期限定なんですね。



カネジュウのトレードマークと共に、
お雛様が飾ってありました!


話は戻りますが、
豊島屋さんの創業地である鎌倉河岸といえば、
神田の家の材木商遠藤家が江戸時代からずっと材木商を営んできた地でもあります。
材木商井政と豊島屋さんの当時の位置関係が気になる!
というわけで、調べてみました。



上の図は、明和江戸図(1771年)。
右上の〇が「遠藤」、つまり材木商井政の場所でございます。
そして豊島屋さんが所在していたのが内神田2-2-1だそうなので(Wikipediaより)、
右下の〇の「カマクラテウ」と書いてある場所にあったと考えられます。近い!!
(関係者の方、もし間違っておりましたらご指摘ください…!)


江戸当時の井政従業員もきっと豊島屋さんの白酒をぐいっとやっていたのでしょう!

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